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個別指導塾を集中できる空間にしよう!どんな内装デザインがよい?

公開日:2021/11/15  最終更新日:2021/09/22


学習塾は生徒が勉強に集中しやすい環境をつくることが大切です。なぜなら集中できる環境をつくることで勉強の質が上がり、より成績UPにつながるからです。今回の記事では、個別指導塾の集中できる空間作りについて紹介します。集中できるコツや内装デザインについても紹介しているため、塾の空間づくりにお役立てください。

学習塾の集中できる空間は指導方法によって変わる

塾での集中できる環境は塾の指導方法によって変わってきます。

個別指導塾であれば生徒と生徒の間にパーテーションを設けたり、すべての机に動画が見られるパソコンを設置したりしておくなどの工夫ができるでしょう。

また、集団塾では見やすい角度での黒板やホワイトボードの設置、感染予防対策の徹底、開放的な空間を作るために大きな窓を取り付けるなどの工夫が考えられます。

そして近年多くなってきた動画配信系の授業を展開している塾では、集中できる環境を作るために配信設備や周辺機器には注意を払うべきでしょう。雑音や騒音が気にならない工夫をすることも大切です。

集中できる空間を作るコツ

姿勢を教えてあげる

集中して勉強を行っていると、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなっていることがあります。そのため、よい姿勢を指導し定期的に姿勢を意識する癖をつけてもらいましょう。椅子を座る際のよい姿勢は「骨盤を立てること」それだけです。骨盤を立てるには椅子に座る際におしりを突き出すようにして座ります。

イメージはフォームの正しいスクワットを行うような形です。膝をつま先よりも前に出さないようにして座ると上手く座ることができます。椅子にうまく座れると、膝を組んだり机に前のめりになったりすることが困難になるため、長時間よい姿勢をキープできるでしょう。

気温を一定にできる断熱・気密性の確保

気温によっても人の集中力は左右されます。たとえば、コーネル大学の研究では20℃の環境で作業するグループと25℃の環境で作業するグループに分け、タイピングの仕事を行ったものでは、25℃の環境で作業したグループの生産性が150%向上しタイプミスが44%減ったという結果が出ています。

寒さは人間の生産性を下げることが示唆されているため、室温は年間を通して25℃に設定するのがよいでしょう。室内の温度を保つには断熱性と気密性の高さが重要なので、内装を作る際は内壁や外壁の性能も意識してみてください。

スマートフォンの使い方にルールを作る

塾でのスマホの使い方もルールを決めるべきです。カリフォルニア大学の研究で、携帯を机の上に置いておくだけで認知機能が低下することがわかっており、これは睡眠不足と同程度になるといわれています。この研究ではスマホの電源をOFFにした状態で実験を行っているため、スマホの存在自体が集中力に影響を与えているといえるでしょう。

そのためスマホのルールを決める必要があります。対策方法としては「塾内使用を禁止する」「使用可能スペースをつくりそのスペース以外では禁止にする」などが考えられます。

内装で生徒の勉強効率を上げられるかも

個別指導塾で集中できる環境を作るには内装にこだわりましょう。集団塾では「○○さんや、□□さんもやってるから私もやらなきゃ!」と競争意識を持ちやすく人が勉強に集中できる環境を形成します。

しかし、個別指導塾では人との競争を生みにくいため集団塾のようにはいきません。そのため、「他の部分で集中できる環境をつくろう」と考えなければならないのです。そこで最初にこだわりたいのが内装。この見出しでは勉強効率が上がる内装デザインをお伝えします。

配色を意識する

カーテンやドアなど壁の面積を大きく占めるものは、青系統の色でそろえるとよいでしょう。青色には心を落ち着かせたり、集中力を適度に保ったりする効果があります。それゆえ治安が悪い地域では蛍光灯の色を青にして犯罪の抑制に使っているうえ、駅のホームに青色の光を使って自殺を減らす取り組みもあります。

反対に赤やピンクは一時的に知能指数を下げることがわかっているため、勉強の環境には適していないでしょう。また照明については昼光色が最適です。昼光色にはブルーライトが入っているため、カーテンと同様に心を落ち着かせる効果が期待できます。また暗いところは思考がマイナスになるため勉強には不向きです。少し明るいなと感じる程度に調整しましょう。

採光性の高い窓を設置

塾の勉強スペースには採光性の高い窓を設置し、日光を取り入れられるようにしましょう。なぜなら、日光にはセロトニンという物質を分泌させる働きがあり、このセロトニンは自律神経を整えて気持ちをポジティブにしてくれる効果があるからです。

その結果、自己肯定感が上がりストレスレベルが下がるため、集中力を高めることが期待できます。また、自然光には体内時計を整える性質があるので日光を浴びることで睡眠の質が高くなり、次の日のパフォーマンス向上にもつながります。とくに大学受験や高校受験などは長期戦になることが多いため、生徒が日頃のパフォーマンスを保つことができるよう検討してみてください。

植物を置く

ノルウェー大学の研究で、植物には集中力を回復させる効果があることがわかっています。この実験では、被験者を何もない環境でテストを受けるグループと、植物がある環境でテストを受けるグループに分類しました。

その結果、植物がある環境でテストを受けたグループは1回目よりも2回目のほうが点数がよくなっていたのです。何もない環境で勉強を続けると集中力はだんだん落ちていきますが、植物を置くだけで勉強のしやすい環境をつくることができるのでおすすめです。置く植物はあまりお手入れをしなくても育つ観葉植物などを置くとよいでしょう。

疲れにくい椅子

・高さが調整できる
足が床に付かない椅子や、ひざが伸びすぎるような椅子は長時間の勉強には向いていません。血流や姿勢が悪くなりやすく集中力が続かないでしょう。肩こりや腰痛の原因にもなるため、学習塾の椅子は座面高が調節できるものが好ましいです。高さが調節できれば塾生の誰が座っても快適な勉強がしやすくなります。

・背もたれの角度
背中や腰のフィット感も大事にしたいところ。背もたれが直角で角度が調整できないものは変な姿勢が身につきやすいでしょう。背中の骨は湾曲しているため、そのカーブに合ったものを選ぶか背もたれが調整できるものを選べるとよいですね。よい姿勢は長時間勉強をするにあたって大切な要素ですから妥協せずに選んであげましょう。

・立って作業できるスタンディングデスクもおすすめ
家でのデスクワークが増えた近年、注目を浴びているのがスタンディングデスクです。スタンディングデスクはその名の通り立って作業ができる机のこと。座っている時の人間は集中モードではなく、どちらかといえば休憩モードになっています。長時間座っていると眠くなるほか、血流が悪くなり脳に血が回りにくくなります。

スタンディングデスクを使うことによって、全身の血流をよくできるため認知機能の上昇にもつながります。家での利用だけでなく学習中での利用も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、個別指導塾を集中できる空間にする方法について紹介しました。学習塾では勉強に集中できる空間をつくることが大切です。塾のスタイルに合わせてパーテーションを導入したり、採光性の高い窓を設置したりするなど工夫してみてくださいね。

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