個別指導塾の講師を採用しよう!面接で確認すべきチェックポイントとは
個別指導塾を開業して、やがて軌道に乗ってきたら生徒が増えてきます。そうなると次にやることが「講師の採用」です。ただし気になるのは講師を採用する基準です。個別指導塾で講師を採用するにはどうすればよいのでしょうか。今回は、個別指導塾の講師を採用する時のポイントについて詳しくご紹介します。
個別指導塾の講師に必要なスキル・条件とは
個別指導塾の講師に必要なスキル・条件とはどんなものでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。
スキル① 担当の教科を教えるスキル
1つ目は、担当の教科を教えるスキルです。当然のことですが、個別指導塾の講師に必要なスキルのトップは、担当の教科を教えるスキルです。
理由は、担当の教科を教えるスキルがないとそもそも講師ができないからです。個別指導塾の講師になるには、担当の教科に関する知識と、その知識を生徒が理解できるように教えるスキルを持っておく必要があります。
スキル➁ コミュニケーションスキル
2つ目は、コミュニケーションスキルです。個別指導塾で講師は、生徒に教える立場です。ただし、講師が教える立場だからといって、生徒に対して一方的であってはいけません。しっかりと生徒とコミュニケーションをとることが大切です。個別指導塾の講師になるには、生徒としっかりとしたコミュニケーションをとれるスキルを持っておく必要があります。
条件① ある程度の学歴
1つ目の条件は、ある程度の学歴です。個別指導塾の講師には、高い学歴は必要ではありません。ただし、ある程度の学歴は必要です。
理由は、生徒が講師の能力を判断する目安の1つに学歴があるからです。高い学歴を持っていると、当然生徒からの評価もあがります。個別指導塾の講師になるには、ある程度の学歴を持っている必要があります。
条件➁ 講師としての責任感
2つ目の条件は、講師としての責任感です。個別指導塾の講師になるということは、未成年の生徒を教えるということです。そのため、高い責任感が必要になります。責任感がない人が教えると、個別指導塾での授業がグダグダになり、最悪の場合、授業は崩壊するかもしれません。個別指導塾の講師になるには、講師としての責任感を持っている必要があります。
個別指導塾の講師の面接で見極めるポイント
個別指導塾の講師の面接で見極める時のポイントはどんな点なのでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。
生徒に教える能力
1つ目の見極めるポイントは、生徒に教える能力です。生徒に教える能力は、高学歴だからあるわけではありません。むしろ高学歴であることから、わからない生徒に教えることができないこともあります。個別指導塾に来る生徒は、勉強ができる生徒ばかりではありません。むしろ勉強ができない生徒こそが、個別指導塾に向いています。個別指導塾の講師の面接のときに、生徒に教える能力の有無を見極める必要があります。
清潔感があること
2つ目の見極めるポイントは、清潔感があることです。個別指導塾の講師は、常に生徒と近い距離にいます。そのため、清潔感を持っている必要があります。理由は、講師に清潔感がないと、生徒を不快な気分にさせてしまうかもしれないからです。そうなると、授業に支障がでます。個別指導塾の講師の面接では、清潔感の有無を見極める必要があります。
社会常識を持っていること
3つ目の見極めるポイントは、社会常識を持っていることです。個別指導塾も社会の一部です。当然、社会常識が必要です。講師に社会常識がないと、個別指導塾の中での人間関係が成り立ちません。個別指導塾の講師の面接では、社会常識があるか見極める必要があります。
採用成功のカギ!面接時に確認すべきこと
個別指導塾の講師の採用面接の時には、どんなことを確認すべきでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。
自己紹介
1つ目の確認すべきことは、自己紹介です。自己紹介を確認する理由は、講師志望者がどこのだれかがわからないと面接が成り立たないからです。講師志望者には、しっかりと自己紹介をしてもらう必要があります。自己紹介のときは、氏名や住所のほかに、学歴や資格の有無、学生時代に得意だった教科などを確認しましょう。また、TOEICなどの最高得点や、大学の入試方法も確認しておくとよいでしょう。
志望動機
2つ目の確認すべきことは、志望動機です。志望動機を確認する理由は、講師を希望する理由を知るためです。なぜ個別指導塾の講師をやってみたいと思ったのか、詳しく確認した方がよいでしょう。理由はさまざまあるでしょう。
ちなみに模範解答は、将来教員になりたいから、生徒に教えることが好きだからなどです。将来教員になりたい人や生徒に教えることが好きな人であれば、個別指導塾の講師に向いています。逆にお金を稼げるからや、他に適当なことがなかったからという理由の人は、個別指導塾の講師には向かないでしょう。できるだけ、生徒に教えることが好きな人を個別指導塾の講師に採用することをおすすめします。
当塾に応募したわけ
3つ目の確認すべきことは、当塾に応募したわけです。当塾に応募したわけを確認する理由は、当塾の何が応募の動機につながったのかを知るためです。応募の動機がわかれば、当塾の何が講師志望者を惹きつけたのかがわかります。そうなると条件の交渉もやりやすくなります。
また当塾に応募したわけのデータを集めることで、これから先に講師志望者に募集をかける時の条件として使うことができます。できるだけ、当塾に応募したわけは多くの人たちから、詳しく聞くことをおすすめします。
面接前に採用テストを実施するのもおすすめ
個別指導塾の講師の面接前には採用テストを実施することもおすすめです。では、一体どんな採用テストがあるのでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。
学力テスト
1つ目の採用テストは、学力テストです。学力テストとは、講師希望者が、担当する教科の学力がどれくらいあるのかを見極めるためのテストのことです。基本的に学力テストは行った方がよいでしょう。理由は担当する教科の学力がどれくらいあるのかわからないと、授業をまかせられないからです。
ただし、学力テストの結果はあくまで参考です。学力テストの結果が悪いからといって講師として向かないわけではありません。あくまでも担当する教科の学力がどれくらいあるのかを知るためです。面接前の採用テストに、学力テストは行った方がよいでしょう。
模擬授業
2つ目の採用テストは、模擬授業です。模擬授業とは、実際の本授業の前に行ってもらう仮授業のことです。模擬授業を行ってもらう理由は、講師希望者の授業内容や進め方・生徒とのコミュニケーションの取り方などができているのかをチェックするためです。
以前は、模擬授業のチェックは多くはありませんでした。現在はプロ講師が増えてきたことから、模擬授業を行うケースが増えてきました。模擬授業をすることで、塾は講師の実力を確認することができます。また、講師側は入社の条件交渉にすることができます。模擬授業は、双方にとってメリットが十分ある採用テストです。これらの点から、面接前の採用テストに、模擬授業を行った方がよいでしょう。
まとめ
今回は、個別指導塾の講師を採用する時のポイントについてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、個別指導塾の講師の面接で見極めるポイントは生徒に教える能力があること、清潔感があること、社会常識を持っていることの3点です。実際、個別指導塾の講師を採用することは簡単ではありません。初めてであれば上手くいかないかもしれません。
もし現在個別指導塾で講師を採用することでお悩みであれば、ぜひ講師の採用に関して強いフランチャイズ型個別指導塾を選ぶことをおすすめします。本記事が個別指導塾の講師を採用する時のポイントについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。