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個別指導塾フランチャイズでの売り上げの上げ方は?

公開日:2019/06/15  

フランチャイズの個別指導塾をオープンさせる場合、オープンしたら終わりではないので、最終的にどれだけ売り上げを伸ばすかが重要になってくるでしょう。

ですが、最初の段階では、どうしたら生徒が集まるのか・売り上げが上がるのかがわからないものです。

そこで、売り上げの伸ばし方を3種類見ています。

 

まずは学校のテストの点数を上げる

学習塾で売り上げを伸ばすための方法は、テストの点数を伸ばすことです。これは顧客が何を望んでいるかを考えればおのずとわかってくることです。顧客としては、楽しそうだから学習塾に入れるわけではありません。もちろん楽しいほうがよいと感じているかもしれませんし、友達が入るから一緒になって入るかもしれません。

入塾する理由は人それぞれですが、いずれにしても共通することは成績を上げてほしいということです。これは子どもの要望でもありますが、親のほうがより要望が強いといえるでしょう。

では、どのようにして客観的に成績が上がったことを証明すればよいかといえばそれは学校の点数で結果を出すことです。いくら塾内のテストで点数が上がったとしても、最終的に学校のテストが悪ければ意味がありません。そこで、学習塾側としてはどのように点数を伸ばしていくかを真剣に考えなければならないところです。

フランチャイズの場合には、使う教材などは限られてきますので、その範囲内の中でうまくカリキュラムを組むことが必要になるでしょう。まず、カリキュラムを組みその生徒の現状がどのようになっているかを明確にしておかなければなりません。例えばテストの点数を上げるといっても、1点や2点の点数が上がったとしてもだれも喜びません。

明らかに点数が上がったといえるのはやはり10点以上になるでしょう。最終的には、20点から30点ぐらい伸ばせればいうことはありません。そのためには、現在のテストの点数を見てどの辺が弱いかを考えそこからカリキュラムを組んでいくことが重要です。

例えば、中学校一年生が数学でつまずいているとします。正負の数をよく理解できているけども、文字式の文章題のところでつまずいているとすれば、本質的にその生徒は文章題が弱い可能性があります。そうすると、必然的に重要になってくるのは計算そのものよりも、いかにして文章問題に慣れるかでしょう。文章題は、四則計算ができればよいだけでなく小学校の頃に学習した文章題にさかのぼらなければいけません。

このようにして初めて、どのあたりが問題になっているかがわかります。もし文章題が苦手ならば、徹底して文章題の取り組みをおこなっていましょう。このとき気をつけるのは、苦手意識をすでに持っているはずですので、簡単に解ける問題をやらせることです。

生徒本人も「自分はできる」と感じるようになってようやく苦手意識が少しずつなくなっていき成績が伸びていきます。

 

入試の合格率を上げることが大事

学校の成績を伸ばすことも重要ですが、それと同時に入試の結果も重要になります。保護者の要求は、中学生ぐらいになると、学校の勉強に追い付いていけることや、学校のテストの点数で良い点を取ることですが、最終的には入試に合格することでしょう。

いくら良い点数を取って成績が伸びたとしても、希望の学校に合格できなければあまり意味がないです。少なくとも、その子にとっては意味があるかもしれませんが、学習塾に通わせた意味がそこまであるかといえば、やはりないといえるでしょう。

そこで、高校入試の合格率を高めることが重要になります。個別指導塾のフランチャイズの場合では、テキストが何種類か定められておりその中から利用することになります。

まず、その生徒にあったテキストを決めていきましょう。このとき、すべて同じレベルにする必要はありません。もし、国語は得意で数学が苦手な場合には、国語はレベルの高い教材を使い、数学はそれよりも低いレベルの教材を使っていき基礎力を伸ばしていくことが必要です。

あとは、入試対策を十分におこなう必要があるでしょう。個別指導の中では、入試対策として夏期講習や冬期講習を組まなければなりませんが、この中でより効果の高いやり方としては現在その生徒がどのレベルまでできているかを確認することです。

そして、講師自身が現在どこまでできていて、あとどれぐらいの点数を取ることができれば合格できるかのシミュレーションを明確にすることでしょう。実は、そこまでおこなっている講師はほとんどいません。何となくテキストをやらせて終わっていることが多いですが、個別指導である以上はやはり細かいところまで指導することが重要になります。

もちろん、このレベルまでやっておけば大丈夫と思っていても、途中で風邪を引いてしまったり学校行事でこられなかったりするなどのイレギュラー的なことも起こりえますので、少し余裕を持って計画を立てておきましょう。

 

キーマンを保護者の中から絞り込む

売り上げを上げるためには、テストの点数や入試に合格させることも重要ですが、それとは別にもう一つ重要なことがあります。それは、いかに口コミを広げていくかです。

学習塾の場合には、口コミで多くの生徒が入って来たほうが経費をあまりかけずに売り上げを伸ばすことができるでしょう。どのような意味かといえば、基本的に売り上げを伸ばすならば、広告やチラシを頻繁にまいていればよいわけです。ただ、それだとお金ばかりがかかってしまいますのであまり妥当な方法とはいえません。

その学習塾がオープンしたときにはそれでもよいかもしれませんが、いつまでもチラシや広告などの宣伝媒体に頼っているわけにはいきません。そこで重要になるのが、チラシや広告などを使わずにいかに多くのお客さんを手に入れるかです。

このとき重要になるのが、キーマンと呼ばれる人です。保護者の中に、必ず顔の広い人がいます。その人と良い付き合いをすることで、塾を紹介してくれる可能性が高くなるでしょう。逆に、いくら関係のよい保護者でもその保護者から紹介が全くないような状況の場合には以降に利益は上がらないでしょう。

キーマンを見つける方法としては、例えば、過去に学習塾をほかの保護者に紹介してくれた方やPTAに参加している人はキーマンになりやすいといえます。なので保護者同士の繋がりを把握したほうがよいでしょう。そしてキーマンとなる方を中心に活動を広めていくのが効率が良いでしょう。

 

フランチャイズの個別指導で、売り上げを上げるためにはまずテストの点数を上げることと、入試の結果を出すことが重要になります。保護者が学習塾に入れた理由は、テストで良い点を取ってほしいことや入試に合格してほしいからです。

この要望に対して的確に応えることができたら、多くの生徒がやってくるでしょう。あとは、保護者の中でだれがキーマンなのかを明確にすることです。顔の広い保護者や、PTAなどに参加している保護者などは多くの保護者たちとつながりを持っていますので、だれか生徒を紹介してくれる可能性も高くなります。

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