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フランチャイズの個人指導塾にはプログラミング教室もある?

公開日:2020/06/15  最終更新日:2020/06/24

最近は、フランチャイズの学習塾もさまざまな形のものが増えてきました。学習塾全体の割合を見ると、集団授業が6割位で個別授業が6割位となっています。そして、それと並行するように最近はプログラミング授業がおこなわれているところも少なくありません。では、フランチャイズの個別指導塾でプログラミング教室が存在するでしょうか。

プログラミングの教室は既に存在している

学習塾のフランチャイズの中でも、プログラミングを積極的におこなう教室が増えてきています。そのため、結論から言えばプログラミング教室自体は存在すると言えるでしょう。そもそもなぜこのような話が出てきたかと言えば、それは文部科学省が出している学校教育の指導要綱の変更が発端になっているといえます。

学校教育の指導要綱は、概ね10年周期で変更していることを知っておきましょう。前回は2010年あたりに変更されており、次に変更されたのが2020年になります。よく、教科書の内容や表紙などが変わることがありますが、これは10年間使い続けた後に変更するわけです。

ですが内容がすべて変更されるわけではなく、何十年も教科書に載っている作品も存在します。このように、すべての教育内容が変更されるわけではないものの、何割かの内容は変更されており、その度に学習塾側も学校教育に合わせなければいけません。

2020年の指導要綱の変更の中で1番特徴的なことは、プログラミング教育であります。この教育は、従来の国語や算数の授業に加えてできたもので、パソコンを扱えるようにすることも重要何目的とされています。

ただし、将来的にパソコンのプロを養成するような教育とは少し異なります。パソコンの使い方を学ぶ以外に、何のためにこのような教育をするかと言えば、1つは論理的思考力を鍛えるためです。

物事を考える大人は、子供の頃から論理的に物事を考えていたとされています。子供の頃の癖が、大人になってもそのまま残っており論理的思考力を発揮するのです。実際に社会に出てからも、論理的思考力が試されることが多いでしょう。特にこれからの世の中は、考えることができる人とそうでない人の間でものすごくさが出るとされています。

そこで、これからの世の中を担う子供には、小学生の段階から論理的思考力を担ってもらいたいと考え、このような教育方針に改められたといえます。そもそもコンピューターを使ってどのように論理的思考力を鍛えるかと言えば、例えば算数で言えば四角形等を描く作業をしていきます。

このとき、そもそも四角型とは何かというところからスタートしていくでしょう。四角形は、4つの角があることであり、直角である必要はないわけですが、子供はこのときに直角である必要はあるのかと考え始めるわけです。自分なりに調べてみたところ、必ずしも直角がなくても四角形と言えると分かり、台形のような形を描く子供も出てきます。

このように、何か1つを作るにしても、論理的に考えることができれば、本質から理解することができます。従来のように単に教室で先生から教わった教育だと、考える力も出てこなくなり大人になってから自分で考えることができない大人になってしまう可能性があるわけです。このような意味においては、パソコンを使った教育はとても重要であり、学習塾もそれに合わせて仕組みを作っているところも多いのです。

完全なプログラムをおこなう教室はそこまで多くない

2020年の段階では、まだ学校教育自体がそこまで進んでおらず学習塾のほうも試行錯誤の段階と言えるでしょう。この段階でプログラミングの授業と言われても、ピンと来る人はほとんどいません。

また、先生のほうも教えたことがないわけですので、どのように教えたらよいかまだ試行錯誤の段階ともいえます。つまり、学習塾が学校に合わせるといっても基本となる学校の教育自体が進んでいないため、学習塾で本格的にパソコンをたくさん導入しようと思っても無駄になってしまう可能性もあるわけです。

このように考えれば、2020年の段階でもプログラミングを専門的におこなう教室と言うのはまだ存在しにくいことがわかります。どのような方向性で進んでいいのかわからないのに、パソコンを使って論理的思考力を鍛える授業しようとしてもその塾のオリジナルの勉強になってしまい、果たしてその勉強はどこまで意味があるのか疑問と言わざるを得ません。

ただ、それでもパソコンを使った授業を積極的に取り入れているところがないわけではありません。つまり、通常授業に加えてプログラミングを1時間だけ学んでいくような形になるでしょう。

例えば国語の時間と算数の時間をとっておりそれ以外でも論理的思考力を鍛えるためにパソコンで学ぶようなスタイルを採用しているところはあります。教室側がこのような仕組みを整えていくとすれば、パソコンの台数を増やさなければいけません。

学校のほうでは、タブレットを使う授業をしているとすればタブレットの数を増やしていく必要があります。とりあえず、塾の中にあるパソコンを1台か二台生徒に開放し、そこで図形の作成などをしてもらうことになります。

ちなみに学校教育では、2020年位には1人1台のパソコンを与えることが目標でしたが、現在は3人の生徒に対して1台のパソコンしか置かれていないのが現状になります。

これから教室はどのような方向に向いていくのか

フランチャイズの個別指導塾をオープンする場合、プログラミング授業を中心におこなうところができるかもしれませんが、具体的な方向性については特に定められていないのが特徴です。

学校教育の中でも、教科書がありこの通りにしてくださいと言う内容ではないのです。教科書のようなものはあるかもしれませんが、最終的には現場の先生にすべて任せるといった方針になっています。

つまり現場の先生がどのような勉強するかを考えて、それを生徒にやらせるような感じになるはずです。そのため、学校と全く同じことを塾内でおこなうことは難しいはずです。しかし、何年か経過した後、概ね学校ではこのようなことをしていると言うことがわかれば、塾のほうも次第に学校に合わせたやり方ができるようになるはずです。

それまでの間は、学校側のやり方を見よう見まねで真似していくしかありません。教材を販売している教師者の中には、ある程度パソコンを使った授業のマニュアルを持っているようなところもあります。

そのやり方が正しいかどうかはわかりませんが、論理的思考力を鍛える場合にはどのような勉強をさせたらよいかなどの教材を持っているため、その教材を購入して塾の教材としているところもあるでしょう。

個別指導の場合には、先生がパソコンの知識をある程度持っており、勉強の指導ができるならば特に問題ないと言えるでしょう。最初はパソコン数台からスタートし、やがて専門の宿が出来上がるか、今までの個別指導塾のスペースの1部をパソコンをおこなうスペースにして、そこで授業をおこなうような形になるはずです。あるいはタブレットならば、わざわざ席を移動することなく勉強することができるでしょう。

 

フランチャイズの個別指導塾では、パソコンを使ってプログラミングの授業を進めているところもあります。これは文部科学省が新しい学校の教育方針として2020年からスタートさせるものになります。

ただ2020年の段階で学校自体がほとんどスタートしていない状態ですので、学習塾のほうも手探りでおこなっていかなければいけない現状です。学校教育のほうでも、決まったマニアル等があるわけではなく、各先生に指導を任せるといった話になっており、統一されたやり方が存在するわけではありません。

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